親知らずって、抜くべき??
こんにちは☆
『親知らず』 に関して、患者様からご質問をいただくことが多いのですが、このBlogをご覧の方は、ご自身の親知らずが生えているかどうか、ご存知でしょうか?
親知らずは、『第3大臼歯』のことで、8番目の永久歯のことを指します。
必ず抜かなければならない ・・・というわけではありませんが、生え方によっては、抜歯の必要がある場合もあります。
今回は、親知らずと、抜歯について、簡単にご紹介いたします。
★ 親知らずが生えている場合
* 歯並びに沿ってきれいに生えている場合 *
基本的には抜歯の必要はありません。
きれいに生えている場合でも、ブラッシングし辛い場所なので、注意してみがいてください。
* ななめに生えている場合 ・ 脇から生えている場合 *
汚れがたまりやすく、要注意です。虫歯や歯肉の痛みが出る場合は、抜歯をお勧めすることもあります。
* 一部だけ生えている (歯肉がかぶさっている)場合 *
非常に汚れがたまりやすく、危険な状態です。虫歯や歯肉の腫れ・痛みがない場合は経過を見ることもありますが、基本的には 抜歯を考えた方が良いでしょう。
★ 親知らずが生えていない場合
親知らずが生えていなくても、左の図のように 歯肉の中に埋まっている場合もあります。
もともと、親知らずが無い方もいらっしゃいますが、生えていないからといって、親知らずが無いわけではありません。
まずは、レントゲンによる確認が必要となります。
左の図のように、埋まっている親知らずが、第2大臼歯の根を押している場合などは、痛みが出る場合もあり、抜歯する必要があります。
その他、歯列矯正などに伴って、症状の有無にかかわらず、埋まっている親知らずの抜歯を行うこともあります。
親知らずの抜歯の代表的な例に関して、簡単に ご紹介いたしました。
とはいえ、自己判断はちょっとキケンかもしれません・・・(;´▽`A``
大和市桜ヶ丘駅前大川原歯科医院では、まずは診断・ご相談の上、治療法を決めていきます。
抜歯の際にも、通常の抜歯はもちろん、難症例にも対応できる歯科医師も勤務しておりますので、安心して、ご相談くださいね (゚▽゚*)