今月のボード

2021年2月20日 (土)

ブラックボード『歯の黄ばみが気になる方へ』

こんにちは(o^-^o)

もうすぐ3月ですね。
日中の暖かさは春の訪れを感じますが、花粉症の方にとっては辛いシーズンかと思います。
どうか体調を崩さず、元気に乗り切ってくださいね。

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さて、今回のブラックボードは『歯の黄ばみが気になる方へ』というお話です。

皆さんは、歯の黄ばみが気になる。歯をもっと白くしたい。とホワイトニングに興味を持ったことはありませんか?


ホワイトニングとは、ホワイトニング剤を使って歯の黄ばみを分解し、歯そのものを白くさせる方法です。


歯は、「エナメル質」、「象牙質」、「神経」という3層構造で出来ていて、象牙質はもともと黄色味がかった色をしています。

表面のエナメル質は薄く、歯の色は内部の象牙質の色が反映されます。

人によって歯の色が異なるのは、エナメル質の透明度、厚さ、色に個人差があるためです。
そして、象牙質は加齢とともに黄ばみが増すので、歳を取ると歯が黄色くなってしまいます。


歯の表面の着色(ステイン)は、歯科医院のクリーニングで除去したり、歯磨剤を使ってある程度予防することができますが、歯の黄ばみはきれいにならないため、歯そのものを白くしたい場合は、歯を漂白させる『ホワイトニング』が必要となります。


当院では、ホワイトニングをご希望の方にはご自宅で出来るホームホワイトニングをお勧めしています。


ホームホワイトニングは、ご自身にあったマウスピースを作成し、ホワイトニングジェルを注入したマウスピースを装着することで歯をだんだんと白くさせる方法です。


ホワイトニングで白く出来るのはご自身の天然の歯に限ります。被せ物や詰め物は白くすることは出来ません。
また、むし歯や知覚過敏がある方、妊娠中や無カタラーゼ症など、すぐにホワイトニングを開始出来ない場合がありますので、まずは当院スタッフまでご相談くださいね🎵



※無カタラ-ゼ症の方は、ホワイトニングジェルに含まれる過酸化水素を分解する酵素を持ち合わせていないため、薬剤が体内に残留し口腔壊死などを引き起こす可能性があります。
傷口や、血液にオキシドール(消毒液)をかけて、泡が発生しない場合は無カタラーゼ症の可能性があります。





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2020年12月21日 (月)

ブラックボード『口腔ケアで免疫力アップ!』


こんにちは(o^-^o)
あっという間に今年も残りわずかとなりましたね🎄

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2020年最後のブラックボードは、『口腔ケアで免疫力アップ!』というお話です。


12月に入り連日新型ウイルス拡大のニュースが報じられ大変心配ですが、今年はとくに風邪を引かず元気に過ごしたいですよね。


病気に負けず健康な毎日を送るためには、免疫力を上げることがとても大切です。
免疫力とは、病原菌やウイルスなどの異物から体を守る機能のことで、免疫力が上がれば体を守る力が強まり病気にかかりにくくなります。


免疫力を上げるためには、十分な栄養と睡眠をとり、適度な運動や入浴で体を温め、規則正しい生活を送ることが重要ですが、お口の中を清潔に保つことも免疫力アップにつながることをご存じですか⁉




唾液には、細菌やウイルスを排除する抗体( igA )が多く含まれています。
この igA は、お口の中に入ってきた細菌やウイルスにくっつき唾液と一緒に流れ、粘膜からのウイルスの侵入を防ぎます。


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(画像をクリックすると拡大します。)




しかしお口の中が汚れていると、igA の働きが弱まってしまいます。


お口の中の汚れとはプラークと呼ばれる細菌の塊のことで、歯や歯肉の溝、舌の上に付着しています。
一度付着したプラークはきちんと歯ブラシで取り除かないとうがいだけでは取れません。

せっかくの免疫力を低下させないためにも、丁寧な歯磨きと歯科医院での定期的なクリーニングでお口の中を清潔に保ちましょう。


最近は口腔ケアグッズもたくさん種類が出ています。
お気に入りの歯磨剤や歯ブラシを見つけて、快適にブラッシングを楽しむのも良いですね✨

お口のケアについて、何か分からないことがありましたらお気軽にご相談くださいね。




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2020年10月18日 (日)

ブラックボード『キシリトールでむし歯予防』

こんにちは(o^-^o)

10月も半ばを過ぎ、すっかり日が短くなりましたね。


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さて今回は、前回のブラックボードでご紹介したキシリトールについて、商品の選び方や効果的な摂り方についてお話いたします。


 前回のブラックボードはこちら ↓↓↓

 『キシリトールってどんなもの?』


  

キシリトールを効果的に利用するには、まずキシリトールの配合量が多い商品を選ぶようにします。

同じキシリトール入りでも商品によってキシリトールの配合量が違います。
キシリトール100%のものが望ましいですが、スーパーやコンビニではあまり取り扱っていません。

砂糖が入っているとむし歯の原因になってしまうため、
・糖類が含まれていないもの(シュガーレス表記がある)
・キシリトールの割合が50%以上
・口の中に長くとどまるガムやタブレット
を選ぶ基準にすると良いでしょう。


キシリトールが何%位含まれているかは、商品の裏側に記載されている成分表から調べることが出来ます。

 キシリトールの量÷炭水化物の量×100

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(写真をクリックすると拡大します)

上の写真の成分表を計算してみると、
 7.0÷16.3×100=42.9%

50%以下と分かります。
そして糖類0g(砂糖が入っていないこと)も選ぶ基準として大切です。



効果的な摂り方は、
・食後に1日3回 5分~15分位噛む
・分量は5~10g
・3か月以上継続として摂る
ということがポイントです。

キシリトールの含有量が少ないものは1回に約3粒が目安です。

ただしあまり多く摂りすぎてしまうとお腹がゆるくなることがあるそうです。
異変を感じたらしばらく中止して、様子を見ながら量を調節してくださいね。



丁寧な歯磨きの手助けに、キシリトールを上手に使ってむし歯予防をしていきましょう✨




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2020年8月21日 (金)

ブラックボード『キシリトールってどんなもの?』

こんにちは(o^-^o) 

毎日暑い日が続いていますね。
今年の夏はこの猛暑が記憶に残りそうです。
皆さまもしっかりと栄養と睡眠をとって、熱中症や夏バテに負けないようお過ごしくださいね。



さて、今回のブラックボードは、
『キシリトールってどんなもの?』というお話です。

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ガムなどでおなじみのキシリトールは、‟むし歯の原因となる酸を作らない” 糖アルコールの一種で、白樺や樫などの樹木や植物から作られる 天然の甘味料 です。

むし歯予防効果があると認められた唯一の甘味料で、むし歯の発生・進行を防ぎます。

人間の肝臓でも1日に約15ℊ作られているそうですよ!


< キシリトールの特徴 >

① むし歯の原因にならない。

② 砂糖とほぼ同じ甘み持つのに、カロリーが砂糖の75%

③ 血糖値を急激に上げないので、糖尿病の方でも安心。

④ 多量に摂取するとお腹がゆるくなる。

などがあります。



砂糖などのむし歯の原因になる甘味料が一緒に配合されていると、キシリトール本来のむし歯予防効果は期待できません。

キシリトールの摂取を国を上げて推進しているフィンランドの歯科医師会では、

・甘味料中、50%以上はキシリトールが占めていること。
・キシリトール以外の甘味料は、低酸産生のものを使用していること。   
・クエン酸のような、酸性度が高いものが含まれていないこと。
などの条件を満たしているものを推奨しています。


『キシリトール含有量100%』 のものが良いですが、コンビニやスーパーではあまり取り扱っていません。

そのため購入する際は、 「キシリトール含有量50%以上」で、「キシリトール以外の甘味料は“マルチトールやソルビトール”などが使われている製品」を選ぶと良いでしょう。
キシリトール配合!という言葉だけで選ばないよう気を付けてくださいね💡




次回のブラックボードでは、キシリトール製品の選び方や効果的な摂り方についてお話いたします✨




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2020年6月22日 (月)

ブラックボード『歯にもトクホ』


こんにちは(o^-^o) 

梅雨らしい雨空の日もあれば、晴れて気温が高くムシムシした日も多いですね。
マスクをしていると、喉の渇きに気付きにくく熱中症にかかりやすくなるそうです。
水分補給をしっかりして、体調を崩さないようお気をつけくださいね。

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さて、『特定保健用食品(トクホ)』 という言葉をご存じですか?

『特定保健用食品(トクホ)』 とは、安全性及び健康の維持増進に役立つ効果について国が審査し、消費者庁長官が保健用途の表示を認めている食品です。


トクホとして許可された食品には下のマークが印されており、たくさんの食品でこのマークを見かけることが出来ます。

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特定保健用食品のなかには、“歯の健康維持に役立つ ” ガムやタブレットがあります。
その中には、

 むし歯発生リスク低下に関与する成分 
糖アルコール
・マルチトール
・キシリトール
・エリスリトール  etc...

 歯の石灰化増強や脱灰抑制に関与する成分 
・キシリトール
・POs‐Ca(リン酸オリゴ糖カルシウム)
・CPP‐ACP(乳たんぱく分解物)


などの成分が含まれ、これらの食品を間食や食後に活用することにより、歯の健康維持が期待できるといわれています。


もちろん、むし歯や歯周病から歯を守るためには、毎日のセルフケアでお口の中を清潔に保ち、歯科医院での定期的なクリーニングや正しい食生活を習慣にすることが基本となりますが、特定保健用食品を上手に活用するのもとても良いことですよね💡

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輸入商品には “歯に信頼マーク” という、このようなマークもあります。
お買い物の際は、ぜひ探してみてくださいね🎵




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2020年4月16日 (木)

ブラックボード『正しい歯ブラシの交換時期の目安は?』

こんにちは(o^-^o)

今回のブラックボードは、『正しい歯ブラシの交換時期の目安は?』 というお話です。

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毎日の歯みがきが『お口の健康』にとても重要なことは、皆さまもよくご存知かと思います。


では、歯みがきに欠かせない “歯ブラシ” はどの位のペースで交換するのが良いと思いますか?


正解はズバリ、

 歯ブラシ   3週間~1ヶ月
 歯間ブラシ  約7日~10日     です。




歯ブラシの種類や毛の硬さ、磨き方の個人差もあると思いますが、1日に数回、合計10分位歯を磨いたとすると、約3週間~1ヶ月で歯ブラシの毛先が開いてしまいます。



 

毛先が開いた歯ブラシでは、細かな部分に毛先が届かず、本来のブラッシング効果が発揮出来ません。
また、広がった毛先で歯や歯肉を傷つけてしまう恐れがあります。

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上の図のように、毛先の広がった歯ブラシだと、約40%もプラーク除去率が下がってしまうそうです。
頑張って歯みがきをしているのに、プラークを落とし切れないのはもったいないですよね。


1ヶ月ではまだそんなに毛先が広がっていない場合でも、毎日歯ブラシを使うたびにたくさんの細菌が付着します。
使った後よく水洗し、水を切り、風通しのよい場所で保管していたとしても、日が経つにつれて清潔さは失われてしまいます。


衛生的に、歯ブラシを効率よく使いこなすには、早めの交換を心がけるようにしてみてくださいね✨





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2020年2月12日 (水)

ブラックボード『“受験シーズン”だらだら食べに要注意!』

こんにちは(o^-^o)

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2月といえば受験シーズンですね。
受験生やそばで支えるご家族の皆さま、お疲れ様です。

毎日のように夜遅くまで勉強していると、つい夜食や間食をとる機会が増えてしまいますよね。

時には歯みがきをしないで寝てしまう。なんて事もあると思います...。

不規則な生活や食生活の乱れ、ストレスによる唾液量の低下など、受験生のお口の中はむし歯のリスクがいっぱいです。


そして、とくにやってしまいがちな ”だらだら食べ” は要注意です。
それではなぜ、”だらだら食べ”  が むし歯になりやすい環境を作ってしまうのでしょうか。


むし歯は、原因となる細菌(ミュータンス菌)が飲食物の糖分をえさにして酸を出し、歯を溶かしてしまうところから始まります。

通常は唾液の作用で酸性に傾いたお口の中を中性に戻し、溶けかかった歯が修復されます。
しかし下の図のように、だらだらと頻繁に飲食物を摂ってしまうと、お口の中が酸性に傾いたままになる為、歯が溶け続け、やがてむし歯になってしまいます。

酸性度の高い炭酸飲料や糖分を含む飲食物は間隔をあけて摂り、ちょこちょこ飲むものはお水やお茶などが望ましいでしょう。

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夜食や間食は、一息ついてほっとしたり、眠気覚ましや気分転換には必要ですよね。
そこで受験生におススメなのが、むし歯予防にも効果がある ”キシリトールガム” です。
キシリトールガムなら長い時間をかけて噛むことができて、そのまま寝てしまってもむし歯の原因になりません。
(ガムを噛んでも歯の清掃効果はありませんので、夜の歯みがきはきちんと行いましょう!)

“よく噛むこと ” は脳を活性化させ学習効果のアップに繋がります。 また、唾液の分泌を促したりリラックス効果もあるので、お口や身体の健康にも役立ちます。
ただし、キシリトールガムは食べ過ぎるとお腹がゆるくなることもあるので、1日に5~7個位までにしてくださいね。


受験が終わって落ち着いたら、ぜひ検診とクリーニングにいらしてみてはいかがですか?

むし歯になりかけていたり、歯石やプラークが溜まっているかもしれません。
お口の中をきれいにリフレッシュして、新生活をスタートさせましょう✨






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2019年12月17日 (火)

ブラックボード『歯磨きでインフルエンザ予防』

こんにちは(o^-^o)
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今回のブラックボードは、『歯磨きでインフルエンザ予防』 というお話です。


今シーズンは例年にない早さでインフルエンザが流行しています。
1999年の総計開始以降、「新型インフルエンザ」 が世界的に大流行となった2009年に続く2番目の早さだそうです。

このまま推移した場合、流行のピークが年末年始になる可能性があるそうです。
せっかくのお正月に辛い思いをしないよう、しっかりと予防をしていきたいですね。


先日「世界一受けたい授業」というTV番組で、インフルエンザワクチン研究の第一人者である長谷川秀樹先生が ”インフルエンザ対策に歯みがきが効果的である” というお話をしていました。


インフルエンザは、ウイルスが喉の気道の粘膜にはりつき、そこで増殖を繰り返し発症します。
気道の粘膜はもともとタンパク質のバリアで守られていますが、プラーク(=細菌の塊)によって発生されるプロテアーゼという酵素によって、そのタンパク質のバリアが破壊され、ウイルスが粘膜から体内に侵入しやすくなってしまいます。
つまり、お口の中にプラークがたくさん溜まっているとインフルエンザにかかりやすくなってしまうのです。

歯や歯周ポケット(歯と歯肉の溝)に溜まったプラークは、うがいでは取れないため歯磨きできちんと取り除くことが重要です。


 <歯磨きのポイント>
①寝る前の歯磨きは念入りに!
寝ている間は唾液が減って細菌が繁殖しやすくなります。歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシを使用して細かい部分の汚れまできちんと取りましょう。

②朝起きたら歯磨きをしましょう!
寝ている間に繁殖した細菌が口腔内に多く生息しています。うがいや歯磨きをしないまま飲食をすると体内にウイルスや細菌を取り込むことになってしまいます。

③舌の上も忘れずに...
細菌は舌の上にも多く生息しています。舌の粘膜を強くこすると傷ついてしまうため、舌の奥から手前へ数回優しく歯ブラシを動かし舌の汚れを取りましょう。

④歯ブラシは定期的に交換を!
毛先が開いた歯ブラシでは効果的にプラークを落とせなくなります。また使用するうちに歯ブラシ自体にも細菌が繁殖します。口腔内を清潔に保つためにも3週間を目安に毛先が開いたら交換しましょう。


また、しばらく歯科医院に行っていない方は歯磨きだけでは取り除けない汚れが蓄積されていることも考えられます。
歯石や歯周ポケット内のプラークなどは定期的に歯科医院でクリーニングしてもらうことをお勧めします。


お口の中を清潔にすることは、むし歯や歯周病を防ぐだけでなく身体の健康を守るためにもとても大切なのですね。
歯磨き・手洗い・こまめな水分補給でインフルエンザを予防しましょうね❗




 

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2019年10月25日 (金)

ブラックボード『糖尿病と歯周病の関係性③』

こんにちは(o^-^o)

最近はぐっと気温が下がり、秋の深まりを感じますね。
季節の変化に身体が慣れるまで、体調を崩さないよう気をつけてお過ごしくださいね。
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さて、前回までのブラックボードで、糖尿病と歯周病の密接な関係性についてお話させていただきました。


  詳しくはこちら ↓ ↓ ↓

”なぜ糖尿病にかかると歯周病になりやすいのか” (糖尿病と歯周病の関係性①)  


”歯周病が糖尿病を悪化させてしまう理由” (糖尿病と歯周病の関係性②)
 



糖尿病と歯周病は、放置してしまうと悪影響を及ぼし合い、重篤化させてしまいます。

しかしそれぞれ適切な治療を行えば、お互いの症状を軽減させることにつながります。  


”歯周病治療により糖尿病が改善された” という例も、多くの臨床研究で報告されているのですよ!


全ての糖尿病に当てはまるわけではありませんが、歯周病治療で歯肉の炎症が改善されると
①炎症物質(TNF-a、CRP等)の産生量が低下し、②インスリンの働きが良くなり、③血糖値のコントロール機能が改善され、④糖尿病の状態が好転します。




下の図は、糖尿病の方が歯周治療を行った場合のHbA1c値の変化を表したものです。
歯周病治療を3か月継続することにより血糖値の改善が認められています。

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※HbA1c値とは・・・赤血球中に糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかをパーセント(%)で表したものです。



歯周病の治療とは、
①患者さん自身のブラッシングでプラークコントロールをきちんと行うこと
②歯科医院で炎症の原因となっている歯石やプラーク(細菌の塊)を取り除くこと
が、基本となります。

その後、歯肉を良好な状態に保つために、定期的なクリーニング(メインテナンス)を行っていきます。



メインテナンスは、患者さんの清掃状態や歯周病の進行具合によって、1か月~4か月位の間隔で行います。
それ以上経つと、歯と歯肉の溝(歯周ポケット)に溜まったプラークや歯石によって歯肉が炎症を起こし、歯周病が進行しやすくなります。


また、磨いているつもりでもお口の中全体をきれいに磨くのはとても難しいものです。
歯科医院で定期的に正しいブラッシング方法や歯間ブラシ・デンタルフロスなどの使い方のアドバイスを受けてくださいね。



糖尿病のみならず、お口の健康は全身の健康にもつながります。
ぜひ、正しいブラッシングとメインテナンスを習慣にしていきましょう✨




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2019年8月26日 (月)

ブラックボード『糖尿病と歯周病の関係性②』

こんにちは(o^-^o)

もうすぐ9月ですね。

朝晩はだいぶ過ごしやすくなりましたが、まだまだ日中は暑い日が続きそうです。

夏の疲れで体調を崩さないようお気を付けくださいね。

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さて、近年歯周病が全身のさまざまな病気と深い関わりがあることが分かり、歯周病のケアの大切さが広く知られるようになってきました。


特に糖尿病と歯周病は深い関わりがあり、前回のブラックボード 『糖尿病と歯周病の関連性①』  では、糖尿病の人はなぜ歯周病になりやすいのか。というお話をしました。

  
そこで今回は、歯周病が糖尿病を悪化させてしまう理由 についてお話をさせていただきます。
 


まず歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる "炎症性" の病気です。

歯と歯肉の境目 (歯肉溝) のブラッシングが不十分だと、そこに多くの細菌が溜まります。

そして細菌の塊 (=プラーク) が歯肉溝に溜まったままになると、歯肉が"炎症" を起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしてしまいます。




歯周病を治療せずに放置しておくと、歯周病原菌の毒素(LPS)や炎症物質(TNF-a、CRP 等)が増加します。

それらが歯肉の中にある血管を通して全身に回ると、血液中の糖の濃度を下げるホルモンであるインスリンの働きを妨げ、血糖値のコントロール機能が低下し、糖尿病を悪化させてしまうのです。


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2016年の国民健康・栄養調査によると、糖尿病患者数は1,000万人を超え、予備軍を含めると約2,000万人。
成人の4~5人に1人は糖尿病ないし予備軍だそうです。

また、35歳を過ぎると8割以上の人が歯周病にかかっているといわれています。

他人事とは思えない数字ですね。



上の図のように、糖尿病と歯周病は悪影響を及ぼし合ってしまいます。
しかし裏を返せば、糖尿病と歯周病のケアをきちんと行えばお互いの症状を軽減させることにつながります。



糖尿病も歯周病も、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。
歯周病は、歯周ポケットの深さと出血の有無を測る検査とレントゲンで診断することが出来ますので、 今痛みや歯肉の腫れがなくても、この機会に歯科医院で歯周病の検査を受けてみてはいかがですか?


当院でも検診のご予約を受け付けておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。







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