ブラックボード『歯の黄ばみが気になる方へ』
こんにちは(o^-^o)
もうすぐ3月ですね。
日中の暖かさは春の訪れを感じますが、花粉症の方にとっては辛いシーズンかと思います。
どうか体調を崩さず、元気に乗り切ってくださいね。
さて、今回のブラックボードは『歯の黄ばみが気になる方へ』というお話です。
皆さんは、歯の黄ばみが気になる。歯をもっと白くしたい。とホワイトニングに興味を持ったことはありませんか?
ホワイトニングとは、ホワイトニング剤を使って歯の黄ばみを分解し、歯そのものを白くさせる方法です。
歯は、「エナメル質」、「象牙質」、「神経」という3層構造で出来ていて、象牙質はもともと黄色味がかった色をしています。
表面のエナメル質は薄く、歯の色は内部の象牙質の色が反映されます。
人によって歯の色が異なるのは、エナメル質の透明度、厚さ、色に個人差があるためです。
そして、象牙質は加齢とともに黄ばみが増すので、歳を取ると歯が黄色くなってしまいます。
歯の表面の着色(ステイン)は、歯科医院のクリーニングで除去したり、歯磨剤を使ってある程度予防することができますが、歯の黄ばみはきれいにならないため、歯そのものを白くしたい場合は、歯を漂白させる『ホワイトニング』が必要となります。
当院では、ホワイトニングをご希望の方にはご自宅で出来るホームホワイトニングをお勧めしています。
ホームホワイトニングは、ご自身にあったマウスピースを作成し、ホワイトニングジェルを注入したマウスピースを装着することで歯をだんだんと白くさせる方法です。
ホワイトニングで白く出来るのはご自身の天然の歯に限ります。被せ物や詰め物は白くすることは出来ません。
また、むし歯や知覚過敏がある方、妊娠中や無カタラーゼ症※など、すぐにホワイトニングを開始出来ない場合がありますので、まずは当院スタッフまでご相談くださいね🎵
※無カタラ-ゼ症の方は、ホワイトニングジェルに含まれる過酸化水素を分解する酵素を持ち合わせていないため、薬剤が体内に残留し口腔壊死などを引き起こす可能性があります。
傷口や、血液にオキシドール(消毒液)をかけて、泡が発生しない場合は無カタラーゼ症の可能性があります。
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