ブラックボード『キシリトールってどんなもの?』
こんにちは(o^-^o)
毎日暑い日が続いていますね。
今年の夏はこの猛暑が記憶に残りそうです。
皆さまもしっかりと栄養と睡眠をとって、熱中症や夏バテに負けないようお過ごしくださいね。
さて、今回のブラックボードは、
『キシリトールってどんなもの?』というお話です。
ガムなどでおなじみのキシリトールは、‟むし歯の原因となる酸を作らない” 糖アルコールの一種で、白樺や樫などの樹木や植物から作られる 天然の甘味料 です。
むし歯予防効果があると認められた唯一の甘味料で、むし歯の発生・進行を防ぎます。
人間の肝臓でも1日に約15ℊ作られているそうですよ!
< キシリトールの特徴 >
① むし歯の原因にならない。
② 砂糖とほぼ同じ甘み持つのに、カロリーが砂糖の75%
③ 血糖値を急激に上げないので、糖尿病の方でも安心。
④ 多量に摂取するとお腹がゆるくなる。
などがあります。
砂糖などのむし歯の原因になる甘味料が一緒に配合されていると、キシリトール本来のむし歯予防効果は期待できません。
キシリトールの摂取を国を上げて推進しているフィンランドの歯科医師会では、
・甘味料中、50%以上はキシリトールが占めていること。
・キシリトール以外の甘味料は、低酸産生のものを使用していること。
・クエン酸のような、酸性度が高いものが含まれていないこと。
などの条件を満たしているものを推奨しています。
『キシリトール含有量100%』 のものが良いですが、コンビニやスーパーではあまり取り扱っていません。
そのため購入する際は、 「キシリトール含有量50%以上」で、「キシリトール以外の甘味料は“マルチトールやソルビトール”などが使われている製品」を選ぶと良いでしょう。
キシリトール配合!という言葉だけで選ばないよう気を付けてくださいね💡
次回のブラックボードでは、キシリトール製品の選び方や効果的な摂り方についてお話いたします✨
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