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2019年7月26日 (金)

スポーツドリンクで歯が溶ける!?

こんにちは(o^-^o)

そろそろ関東も梅雨明けしますね。
本格的な夏を迎え、ますます暑くなると、やはり心配なのは熱中症です。


熱中症対策にスポーツドリンクを飲む方も多いと思いますが、飲み方に注意をしないと 『歯が溶ける原因 』 になってしまうことをご存知ですか?


Photo_20190725071201 


スポーツドリンク500mlには、およそ角砂糖9個分の砂糖が含まれています。

コーラの約2/3も砂糖が入っている思うと、その量の多さにびっくりしてしまいますよね。
  




砂糖を摂取すると、お口の中のプラーク(=細菌の塊)が酸を産出し、その酸によって歯が溶けてしまいます。(脱灰)
通常、歯が脱灰しても、唾液の作用で歯を修復(再石灰化)してくれますが、砂糖を摂り続けてしまうと修復作業が間に合わずむし歯になってしまいます。



また、飲食物にはそれぞれ pH値 (酸性・アルカリ性の程度) というものがあります。
pH値が低いほど酸性度が高く、エナメル質はpH値5.5以下、エナメル質より軟らかい歯根面(象牙質)ではpH値が6.0を下回ると歯が溶け始めます。

 
Photo_20190725071401 

この図は飲み物のpH値を表したものですが、スポーツドリンクのpH値はおよそ3.5です。

シュガーレスのスポーツドリンクだとしても、酸性度が高いので『酸蝕歯(さんしょくし)』 という症状により歯が溶けてしまう可能性があります。

酸蝕歯について、詳しくはこちら↓
『むし歯ではないのに歯が溶ける!? 『酸蝕歯』に要注意!』  




これらの事から、スポーツドリンクを水代わりにたくさん飲むのは危険です。
乳歯や生えたての永久歯はさらに溶けやすいので、お子さまが飲む場合は特に注意してください。

お口に含んでいる時間が長くならないようにし、飲んだ後はお水を飲んだり口をゆすぐのが理想的でしょう。



大量に汗をかいた時の水分補給は、スポーツドリンクよりナトリウムが多く含まれている経口補水液の方が適しています。
経口補水液は以前に比べて買える場所が増えましたが、ご自宅で簡単に手作りすることも出来ます。


<経口補水液の作り方>
・水 1L(沸騰させて殺菌した湯冷まし)
・塩 3g(小さじ1/2)
・砂糖orブドウ糖  40g(大さじ4と1/2)
・レモン汁 少々


砂糖の代わりに 『ブドウ糖』 を使うと、砂糖(ショ糖)よりエネルギーの吸収率がよく、甘さ控えめでむし歯にもなりにくいのでおすすめです。
ブドウ糖は、ドラックストアやインターネットで購入することが出来ます。 
ただし、ブドウ糖も血糖値を上げたり、むし歯の原因になりますので摂り過ぎには気をつけましょう。

レモン汁の酸性度が気になる方は、ほんの少し(0.5gほど)重曹を混ぜると酸性度が低くなるそうですよ!



もちろん市販のスポーツドリンクがダメなわけではありません。
上手に活用しながら、これからの暑い夏を元気に乗り切ってくださいね。




         
           ~大和市 桜ヶ丘駅 の歯科医院なら 大川原歯科医院へ  HPはこちらです~

 

 

 

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