入れ歯の種類について
こんにちは(o^-^o)
今年も早いもので2ヶ月をきりました。
慌しい師走を前に体調を崩さないよう、しっかり栄養と休息を取って元気にお過ごしくださいね
さて、前回のブログでは入れ歯を入れることの大切さ についてお話しましたが、今回は入れ歯の種類について お話させていただきます。
前回のブログはこちら⇒ 『抜いた歯をそのままにしていませんか?~入れ歯に抵抗がある方へ~』
入れ歯には、上または下の歯が1本もない場合に入れる総入れ歯(総義歯)と、一部の歯を失った場合に入れる部分入れ歯(局部義歯)があります。
それぞれ、健康保険適用内で出来るものと、自費診療によって作るものに分かれます。
保険適用の入れ歯の材料は、床と呼ばれる粘膜の上に乗る部分や人工の歯がプラスチックで出来ています。
保険適用ですので費用を抑えることが出来ますが、プラスチックは壊れやすいので、強度を確保するために厚みが必要です。そのため、お口の中が狭くなり、違和感を感じやすくなってします。
一方、自費診療の入れ歯は、使用する材料、作製する工程などにこだわることが出来るため、保険適用の義歯より患者さんのご希望に添った入れ歯を作ることが可能です。 また、強度や耐久性に優れ、残っている歯への負担も少なくなるよう考えられています。
自費診療の義歯はいくつか種類があります。当院で作製している主な自費診療の義歯をご紹介いたします。
①金属床義歯
金属床義歯は、見えない部分の床が金属で出来ている入れ歯です。
・床の部分を金属で作ることで、強度が増し割れにくくなる。
・入れ歯自体を薄くできる。(金属の部分は1/3程薄く出来るためお口の中が広く感じる。)
・たわみが少ない。
・発音しやすく違和感が少ない。
などの特徴があります。
金属床義歯は、熱の伝わりが良いので食べ物を美味しく食べられることが出来ます。
②ノンクラスプ義歯
ノンクラスプ義歯は、バネが樹脂で出来ているので、見た目が良く、パッと見ても入れ歯を入れていることが分かりません。
入れ歯を入れていることを周囲に知られにくいので、金属のバネの見た目が気になる方におすすめです。
また、金属を使用しないで作ることが出来るので、金属アレルギーの方も安心して使うことが出来ます。
③コンビネーションタイプ
金属床義歯と、ノンクラスプ義歯、両方の良さを兼ね備えたコンビネーションタイプもあります。
見えるところは樹脂で、見えないところは金属にすることで、見た目と強度も十分で、たわみも少なく、しっかりとした装着感が得られます。
コンビネーションタイプは、金属床義歯の強度と機能性、食べ物を美味しく食べられる快適性、ノンクラスプ義歯の審美的要素すべてを併せ持っていますので、多くの方に満足していただける義歯です。
当院では、入れ歯の作製、調整には歯科医師とともに歯科技工士が携わり、より細やかに対応できるよう努めております。
入れ歯を初めて使う方、入れ歯を使っているけれど合わない、噛みにくいなど、何かお困りの方は当院スタッフまでお気軽にご相談くださいね
今回のブログの内容は、当院歯科技工士 新井からでした
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