ブラックボード 『歯石は歯ブラシで取りのぞけない!』
こんにちは(o^-^o)
いつの間にか、季節はすっかり秋模様となりました。日もずいぶんと短くなりましたね。
今週末はぐっと気温が下がって寒くなるそうです。
暖かくして、体調を崩さないよう十分お気をつけくださいね。
今回のブラックボードは、 『歯石は歯ブラシで取りのぞけない!』 というお話です。
みなさん、歯垢と歯石の違いはお分かりになりますか?
歯垢(=プラーク)は、歯の表面に付着する乳白色のネバネバしたもので、生きた細菌の塊です。
1mgのプラークの中には、約10億の細菌がいると言われています。
プラークをそのままにしておくと、細菌から出る酸や毒素によってむし歯や歯周病が引き起こされてしまいます。
歯石は、歯に付着したプラークが、唾液に含まれるカルシウムなどの成分と結合して、石のように固くなったものです。
歯石の表面はざらざらしているため細菌が付着しやすく、プラークの住処になってしまいます。そのため歯石をそのままにしておくと、歯周病を悪化させる原因になります。
歯石になると、ホームケアでは除去することが出来ないため、いかにプラークの段階で除去しておくかが重要になります。
プラークはうがいでは取れないので、歯ブラシ+歯間ブラシやフロスなどを使って、隅々までブラッシングして下さいね
驚くべきことに、歯にプラークが付着してからたったの2日という短期間で歯石になり始め、約2週間経つと完全に歯石となってしまいます。
むし歯や歯周病から大切な歯を守っていけるように、3~4ヶ月を目安に定期検診やクリーニングを受けることをお勧めしております
何か気になることがございましたら当院スタッフまでお気軽にご質問くださいね。
« 抜いた歯をそのままにしていませんか?~入れ歯に抵抗がある方へ~ | トップページ | 入れ歯の種類について »
コメント