歯ブラシ、プラスワン! ~デンタルフロス編~
こんにちは(o^-^o)
朝夕はずいぶんと涼しくなり、秋の訪れを感じますね。
夏の疲れと気温の変化で体調を崩さないようお気をつけくださいね
さて、以前のブログでもお話させていただきましたが、ブラッシングでお口の中のプラーク(=細菌の塊)をきれいに取り除くことが、むし歯や歯周病、そして全身の病気の予防につながります。
しかし、歯と歯の間は歯ブラシの毛先がなかなか届かないので、歯ブラシ以外の道具を使っていない患者さんのお口の中を拝見すると、歯間部にたくさんのプラークが残ってしまっています。
せっかく時間をかけてていねいに歯磨きをしても、磨き残しのあった部分がむし歯や歯周病になってしまっては悲しいですよね。
是非、歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助的清掃用具を使って、歯ブラシだけでは落としきれないプラークを取り除いていただきたいのですが、どのようなものを選べばいいのか分からない方も多いと思います。
そこで今回はデンタルフロスについてお話させていただきます。
デンタルフロスは、歯間部を清掃するために作られた絹糸や合成繊維などの細い糸のことで、
歯科医院やドラックストアで販売されています。
中にコイル状に糸が巻きつけてあり、必要な分を取り出して使用します。
デンタルフロスの基本的な使い方
① デンタルフロスを30~40センチでカットします
② フロスの両サイドを中指に巻きつけ、中指と中指の間が15センチ程度になるようにします
③ 2センチ程度の間隔を作るように両手の親指と人差し指でフロスを持ちます。
(または、人差し指の腹で固定します。)
④ フロスを歯と歯の間に挿入していきます。(力を入れすぎずゆっくり入れます。)
⑤ 歯と歯の接触点を過ぎたら、歯の側面に沿わせるようにして、前後にフロスを動かしプラークを取り除きます。
⑥ フロスを取り出すときはまたゆっくり接触点を通過させるか、片方の指に巻きつけた糸を外して、静かに引っ張り抜き取ります。
使用する時の注意点
・ 一度使用した部分は汚れているので、次に使うときは少しずらして、きれいな部分を使いましょう。
・ 歯肉を傷つけないよう力を入れすぎないようにしてください。
・ 歯肉が炎症していると出血することがありますが、プラークが取り除かれ歯肉の炎症が治まってくると出血の量も減ってきます。
(使い続けて歯肉が痛んだり、ヒリヒリするときは歯肉が傷ついている場合がありますので、しばらく使用をやめ、心配な時は歯科医院にご相談ください。)
デンタルフロスはなんだか難しそうだな。と感じる方は、デンタルフロスにホルダーが付いた糸ようじが便利です。
糸ようじは、歯と歯の間に糸を入れ、歯の根元から歯面に沿わせるようにして、プラークを絡め取ります。
デンタルフロスも糸ようじも、歯と歯の隣接している面を通過して清掃することが出来るので、歯と歯の間のむし歯予防に大変効果的です。
歯間ブラシが通るほど歯間部に隙間がない、若年層の方はデンタルフロスか糸ようじを使ってみてください
デンタルフロスと糸ようじ。どちらがおすすめかと言いますと...
デンタルフロスの方が歯肉の溝まで挿入させることが出来るので、歯肉の溝に入り込んでいるプラークを取り除くことが出来ます。慣れるまで難しいですが使いこなせるようになったら良いですね
なかなか読んだだけでは、分かりにくいところもあるかと思います。
選び方や使用方法など、実際にお口の中で試しながらご説明させていただきますので、当院スタッフまでお気軽にご質問くださいね
歯ブラシ+補助的清掃用具を使って、お口の中を清潔に保っていきましょう
歯ブラシ、プラスワン! ~歯間ブラシ編~ こちらも一緒にご覧ください
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