ブラックボード『日本人にむし歯が多いのはなぜ?』
こんにちは(o^-^o)
毎日蒸し蒸しと暑いですね
熱中症の深刻さがニュースでも伝えられています。みなさんも十分お気をつけくださいね。
今月のブラックボードは『日本人にむし歯が多いのはなぜ?』というお話です。
さて、いきなりですが、
日本人のお口の中は、むし歯が多いと思いますか?
それとも少ないでしょうか?
答えは... 多い です。
以前、『ネプ&イモトの世界番付』という、様々な分野の世界ランキングと日本の順位を調査するテレビ番組の中で、『むし歯が多い国ランキング 』 が紹介されました。
《 むし歯が多い国ランキング 》
1位 ウクライナ 58.7%
2位 カザフスタン ・ ロシア 58.2%
3位 サウジアラビア 54.5%
9位 フィリピン 49.1%
23位 日本 35.5%
最下位 スウェーデン 12.6%
と、日本は40ヶ国中23位で、一番むし歯が少ない国はスウェーデンでした。
キレイ好きな日本人にむし歯が多いと言うのは意外な感じがいたしますが、スウェーデンでは、むし歯は日本の半分以下、歯周病は1/4 という少なさです。
今でこそむし歯が少ない国として世界一を誇るスウェーデンですが、実は昭和30年代頃まで日本と同じくらいむし歯や歯周病が多い国でした。
ちなみに、『歯磨きに時間をかけるランキング』では、40ヶ国中、なんと日本は1位!
平均で6.4分も歯磨きしています。
ではなぜ、こんなに日本と差が出てしまったのでしょうか? その理由は定期検診の受診率の違いにあるようです。
スウェーデンでは歯科医院で定期検診をする割合が大人80%、子供100% と、予防の意識がとても高いのです。
それに比べて日本では10%と、まだまだ予防に対しての意識が低く、むし歯や歯周病になってから歯科医院を受診する傾向にあります。
2016年に厚生労働省が行った歯科疾患実態調査によると、
5歳~14歳までのむし歯の数は、平成5年以前と今とを比べるとだいぶ減っていますが、
20歳~64歳ではほぼ変わらず... 65歳以上になると以前より増えているという統計が出ています。
大人のむし歯の数が、20年前とぜんぜん変わっていないというのは驚きです。
大切な歯をむし歯や歯周病から守っていくためには、しっかりと予防をしていくことが大切で、そのためには定期検診は必要不可欠なのですね。
しばらく歯医者に行っていない方は、是非この機会に歯科医院を受診されてみてはいかがですか?
まずはお気軽にご予約のお電話お待ちしております
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