ブラックボード『生えたての歯もなぜむし歯になるの?』
こんにちは(o^-^o)
寒さの厳しい日が続いていましたが、週末にかけて少し暖かくなりそうですね
インフルエンザが流行っていますので体調管理には十分お気をつけくださいね。
さて今回のブラックボードは『生えたての歯もなぜむし歯になるの?』というお話です。
生えたての歯は、実はむし歯になりやすいという事をご存知でしたか?
お口の中に生えてまだ間もない歯は、
・歯の質がやわらかく酸に弱い
・高さが低いので歯ブラシが当てにくい
などの理由からむし歯になりやすく、むし歯になると進行が早いのです。
お子さまの歯をむし歯にさせないために、まずはしっかり歯磨きをして汚れをとることが大切です。
そこで、生え始めの時期の歯みがきのポイントをいくつかお話しします。
乳歯はだいたい生後3~9ヶ月で生え始め、奥歯まで生えそろうには約2年かかります。
歯が生えて間もないころの赤ちゃんの食事は主に母乳かミルクです。この頃はガーゼなどを利用して、軽く歯を拭く程度のケアで大丈夫です。
哺乳瓶で糖分のある飲み物を与えてしまうと、むし歯になりやすいので気をつけてくださいね。
離乳食が始まる頃から歯みがきをしていただきたいのですが、お口の中に歯ブラシを入れるのを嫌がるお子さまも多くいらっしゃいます。
ですので、歯みがきが始まる時期の前に、是非歯みがきの練習をしてみてください
練習といっても、実際に歯ブラシをお口の中に入れるのではなく、赤ちゃんを膝の上に仰向けに寝かせてお口の中をのぞいたり、清潔にした手やガーゼでお口の中を触ってみたり、初めはお口の中を触られることに慣らしていきましょう。
お口を開けるのを嫌がるお子さまは、お口を閉じたままで唇をトントンと触わったりすることから始めてみてください。
遊んでいるような楽しい雰囲気で出来たらいいですね
永久歯は6歳前後から生え始め、だいたい13~14歳で生えそろいます。
奥歯の後ろに生えてくる永久歯を第一大臼歯(だいいちだいきゅうし)といい6歳臼歯とも呼ばれます。
この6歳臼歯は永久歯の中でも噛む力が一番強く、かみ合わせの要になる大切な歯です。
上下の歯が生えそろいかみ合うまで約1年~1年半かかること。かみ合わせの溝が複雑で深く、プラーク(=細菌の塊)が溜まりやすい。などから、特にむし歯になりやすいので注意が必要です。
お子さまご自身で歯をきれいに磨くことは難しいので、必ず仕上げ磨きをしていただきたいのですが、生え変わりの時期は汚れが溜まりやすいのでお口の中をよく観察して歯ブラシの当て方を工夫してみてくださいね。
歯を丈夫にするフッ素を活用したり、歯科医院での定期的なクリーニングや咬み合わせの溝を合成樹脂でふさぐシーラントなどもむし歯予防に大変効果的です。
また、歯磨きだけでなく、お菓子やジュースの摂り方もむし歯に大きく関わってきます。
こちらにつきましては、下記のブログにも詳しく書かれていますので是非参考にしてみて下さい 。
~歯みがきしててもむし歯になるの?~
~子供のむし歯予防について~
何か気になることや分からないことがありましたら当院スタッフまでお気軽にご質問くださいね
一緒にお子さまの大切な歯をむし歯から守っていきましょう
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