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2017年1月

2017年1月26日 (木)

ブラックボード『生えたての歯もなぜむし歯になるの?』

こんにちは(o^-^o)


寒さの厳しい日が続いていましたが、週末にかけて少し暖かくなりそうですね
インフルエンザが流行っていますので体調管理には十分お気をつけくださいね。



さて今回のブラックボードは『生えたての歯もなぜむし歯になるの?』というお話です。

Photo

生えたての歯は、実はむし歯になりやすいという事をご存知でしたか?



お口の中に生えてまだ間もない歯は、



・歯の質がやわらかく酸に弱い


・高さが低いので歯ブラシが当てにくい





などの理由からむし歯になりやすく、むし歯になると進行が早いのです。






お子さまの歯をむし歯にさせないために、まずはしっかり歯磨きをして汚れをとることが大切です。



そこで、生え始めの時期の歯みがきのポイントをいくつかお話しします。




乳歯はだいたい生後3~9ヶ月で生え始め、奥歯まで生えそろうには約2年かかります。


歯が生えて間もないころの赤ちゃんの食事は主に母乳かミルクです。この頃はガーゼなどを利用して、軽く歯を拭く程度のケアで大丈夫です。
哺乳瓶で糖分のある飲み物を与えてしまうと、むし歯になりやすいので気をつけてくださいね。


離乳食が始まる頃から歯みがきをしていただきたいのですが、お口の中に歯ブラシを入れるのを嫌がるお子さまも多くいらっしゃいます。


ですので、歯みがきが始まる時期の前に、是非歯みがきの練習をしてみてください

練習といっても、実際に歯ブラシをお口の中に入れるのではなく、赤ちゃんを膝の上に仰向けに寝かせてお口の中をのぞいたり、清潔にした手やガーゼでお口の中を触ってみたり、初めはお口の中を触られることに慣らしていきましょう。


お口を開けるのを嫌がるお子さまは、お口を閉じたままで唇をトントンと触わったりすることから始めてみてください。
遊んでいるような楽しい雰囲気で出来たらいいですね




永久歯6歳前後から生え始め、だいたい13~14歳で生えそろいます。


奥歯の後ろに生えてくる永久歯を第一大臼歯(だいいちだいきゅうし)といい6歳臼歯とも呼ばれます。

この6歳臼歯は永久歯の中でも噛む力が一番強く、かみ合わせの要になる大切な歯です。


上下の歯が生えそろいかみ合うまで約1年~1年半かかること。かみ合わせの溝が複雑で深く、プラーク(=細菌の塊)が溜まりやすい。などから、特にむし歯になりやすいので注意が必要です。


お子さまご自身で歯をきれいに磨くことは難しいので、必ず仕上げ磨きをしていただきたいのですが、生え変わりの時期は汚れが溜まりやすいのでお口の中をよく観察して歯ブラシの当て方を工夫してみてくださいね。


歯を丈夫にするフッ素を活用したり、歯科医院での定期的なクリーニングや咬み合わせの溝を合成樹脂でふさぐシーラントなどもむし歯予防に大変効果的です。


また、歯磨きだけでなく、お菓子やジュースの摂り方もむし歯に大きく関わってきます。

こちらにつきましては、下記のブログにも詳しく書かれていますので是非参考にしてみて下さい 。
 
             ~歯みがきしててもむし歯になるの?~ 

              ~子供のむし歯予防について~ 




何か気になることや分からないことがありましたら当院スタッフまでお気軽にご質問くださいね
一緒にお子さまの大切な歯をむし歯から守っていきましょう



 
 

                                   ~大和市 桜ヶ丘駅 の歯科医院なら 大川原歯科医院へ  HPはこちらです~
                      

2017年1月 4日 (水)

むし歯を放っておくとどうなるの? ~前編~

新年おめでとうございます(o^-^o)


お正月はいかがお過ごしでしたか?


今年最初のブログは、大和市 桜ヶ丘駅前 大川原歯科医院 、常勤の福永寛二先生からのお話です。


みなさんが歯科医院に行くときはどんなときですか?


歯が痛い。歯がしみる。歯ぐきが腫れた。歯石を取って欲しい。など、患者さんはさまざまな主訴があって来院されます。


そのなかでも、歯が痛い。と訴えていらっしゃる患者さんの多くは、むし歯が進行して痛みが出てしまっています。


そこで今回は、進行したむし歯に行われる 『根管治療(こんかんちりょう)』 についてお話していきます。


むし歯が大きくなると、最初は冷たいものがしみてきます。
そのむし歯を治療せずに放置していると、しだいに温かい飲食物でも痛みを感じるようになり、その後何もしなくても強い痛みが出てしまいます。

                    
これは、むし歯の進行によって歯髄(しずい)に炎症が起き、痛みを発しているからです。  (歯髄=歯の神経)
Photo_2


この状態を歯髄炎(しずいえん) といいます。



歯髄炎が進行すると、いずれ歯髄は死んでしまいます。



歯髄が死んでしまうと免疫機能が働かなくなり、外敵である細菌を排除することが出来なくなるため、歯の根っこの先端から細菌の出す毒素が外に出ていきます。



この毒素が原因で歯の周りが炎症を起こしている状態を、根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん) といいます。



根尖性歯周炎になると、歯の根元に膿がたまり、歯ぐきが腫れたり痛みが生じる場合があります。




火災に例えると、歯の痛みは火災報知機に相当します。

歯髄炎では火災報知機のブザーが鳴っている状態です。つまり痛みを生じます。

根尖性歯周炎では、火災報知機が壊れてしまっている(=歯の神経が死んでしまっている)ため、いったん痛みがなくなることが多いですが、痛みがなくなっても火災がおさまったわけではなく、細菌は毒素を出し続けている状態です。


このような歯髄炎や根尖性歯周炎になってしまった場合に行われるのが、『根管治療』です。


実際どのような方法で『根管治療』が行われていくのかは、後編で詳しくお話ししていきます。



いかがでしたか?

むし歯を放っておくと、そのまま進行して歯の神経が死んでしまうのですね

痛みがおさまっても、むし歯が治ったわけではなく、放置すればもっと深刻な状態になってしまいます。


痛みが出るところまで進んだむし歯は、象牙質まで到達し、歯の神経まで近づいている。ということです。


残念ながら神経が死んでしまった歯は、その後適切な治療をしても、神経のある歯に比べてもろく、歯が欠けたり割れやすいなどのデメリットがあります。

歯の根が割れてしまうと、ヒビの周りに細菌がたまり歯を支えている顎の骨を溶かしてしまいます。
そうなると、その歯だけでなく周りの歯にも悪影響を及ぼすことがあるため、長期的に歯を持たせることが難しいのです。


痛いけど我慢できるから...。と先延ばしにせずに、何か症状があれば早めに受診してくださいね




        むし歯の進行状況について書いてある過去のブログです。 あわせてご覧ください

                                    ~むし歯って何?~ 






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