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2013年12月 7日 (土)

口呼吸は体に悪い

こんにちは(o^-^o)


今年も残すところあと1ヶ月・・・早いですね
日増しに寒くなって 空気も乾燥した毎日、みなさん風邪などひいていませんか?

中には“風邪をひきやすい”という方も・・・
そんな方は口呼吸をしているかもしれません。

本来 人は鼻呼吸(鼻から吸って鼻から吐く)をします。

鼻で呼吸をする時、鼻から入ってきた空気は曲がりくねった鼻気道を通りながら
  ①異物(ほこり、雑菌、ウイルス、花粉など)の除去 ・・・空気清浄器
  ②温度の一定化 ・・・エアーコンディショナー
  ③湿度の調整 ・・・加湿器
が行われ、のどや肺にとって刺激の少ない空気となります。

ところがここ十年ぐらい前から 口呼吸(口から吸って口から吐く)人が増加していて、無意識のうちに口呼吸をしている人は 日本人の半数以上いるそうです。
小学生以下に至っては7~8割にもなるそうです。
若い人に口呼吸をする人が増えていて、子供の頃 固い物をあまり咬まなかったことにより、口を閉じる筋肉が十分に鍛えられなかったことが原因のひとつにあげられます。
またうつぶせや横向きで寝る、鼻炎などによる鼻づまりがある人は鼻で呼吸がしづらくなるため口呼吸となります。



口呼吸をしていると・・・

   ・風邪をひきやすくなる

        乾燥した冷たい空気が口から直接体内に取り込まれることで口の中やのどが乾燥し、細菌やウイルスなどが直接侵入するため 粘膜に炎症が起きやすくなります。
        高齢者では 睡眠時に口で呼吸をしていると、口の中の細菌が肺に入り肺炎を起こすこともあります。

   ・むし歯・歯周病・口臭の原因

        口の中が乾燥すると唾液も少なくなり 口の中の細菌の数が増える為、むし歯や歯周病になりやすく、また口臭の原因にもなります。

   ・睡眠を妨げる

        口で呼吸をすると舌の位置が喉の下の方に下がるため 気道が狭くなり“いびき”をかくようになります。 また気道が狭くなると呼吸そのものがしづらくなるので無呼吸状態となり、“睡眠時無呼吸症候群”の原因にもなります。


その他にも口が開いたままだと口の周りの筋肉がゆるみ、頬のたるみや二重あごの原因に・・・
もともと乾燥しやすい唇もさらに乾燥しやすく・・・



ここで口呼吸してるかも?チェック

  ・朝起きると喉がヒリヒリする

  ・唇がカサカサ

  ・無意識のうちに口が半開き

  ・いびきをかく

  ・歯並びが悪い

  ・受け口

  ・クチャクチャと音を立てて食べる


など・・・

これらが当てはまる場合は口呼吸をしている可能性があります。



では、口呼吸から鼻呼吸にするには・・・

   ・まず、“鼻から吸って鼻から吐く”を意識すること

   ・口の周りの筋肉を鍛える

   ・食事の時は口を閉じ両側でよく咬んで食べる

   ・鼻腔拡張テープなどで鼻を通りやすくする

などはすぐ実践できるのではないでしょうか?



これから益々空気は乾燥します。“鼻から吸って鼻から吐く”を意識して グッスリ寝て しっかり食べて 元気に過ごしましょう






                         ~大和市 桜ヶ丘駅 の歯科医院なら 大川原歯科医へ  HPはこちらです~

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