喫煙による口腔内の変化
こんにちは(o^-^o)
11月に入り秋を満喫・・・と思っていたらここ数日急に寒くなりましたね。
風邪やインフルエンザが流行り出すので 手洗いうがいを忘れずに・・・
今回のテーマはタバコに関してです。
2002年 健康増進法の制定とともに タバコに関しての話題が多くなってきました。
駅構内から灰皿の撤去、新幹線内での喫煙席の廃止、分煙や全席禁煙などが急速に広まり、今では当たり前のようになりましたね。
喫煙者は肩身が狭いですね
タバコを吸っていて気になることのひとつに“ヤニ”による着色があると思います
“ヤニ”で着色した歯の表面は、荒くザラザラしているので歯垢(プラーク)が付きやすくなります。
見た目もよくないですよね。
喫煙により唾液の量も減少するため、口が渇きやすくなります。
口の中が乾燥すると、細菌の数が増え、口の中がネバネバしたり口臭がするように・・・
また、タバコを吸うことで 血管が細くなり血流も悪くなるので、 歯肉が黒ずんだり 炎症があっても出血しにくくなります。歯肉からの出血は歯周病の自覚症状のひとつでもあるので、出血しないということは 歯周病かも?と気付くのを遅らせることに繫がります。
喫煙は歯周病になりやすく、治りも悪くなるのです。
大和市 桜ヶ丘駅前 大川原歯科医院 に勤めだした頃は、歯肉の黒ずみや口臭を指摘されました。衛生士さんに歯のクリーニングや歯磨きの指導をしてもらって・・・数年経った今では 歯が白くなった・口臭が気にならなくなった・歯肉の状態が良くなった と言われ、自分でも実感しています。
私は指導を受けて・・・
・歯ブラシを“ふつう”から“やわらかい”毛先のものに変えた
・一本一本の歯を意識して磨くようになった
・磨く力を弱くした
・奥歯の磨きにくいところは ブラシを入れる角度を変えた
・歯ブラシで歯肉のマッサージをするようにした
・歯ブラシに加えて 歯間ブラシ・デンタルフロスなども使うようになった
・歯磨き粉は歯周病予防やヤニを除去する成分が含まれているものを選ぶようになった
など、以前と比べて 歯磨きに対する意識がだいぶ変わりました。
それでも うまく歯ブラシが当たらないところもあると思うので、歯科医院でのクリーニングは必要だと思います。
定期的な検診でクリーニングをしてもらって いつもキレイなお口でいたいですね
タバコを吸わない事が、体の為にも お口の為にもいいのですが・・・
ちなみに・・日本たばこ産業の調査によると、2013年5月の時点での平均喫煙率は
成人男性・・・32.2% (19年前から減少傾向)
成人女性・・・10.5% (横ばい)
男女計・・・・・20.9%
だそうです。
~大和市 桜ヶ丘駅 の歯科医院なら 大川原歯科医へ HPはこちらです~
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