歯がしみる!
こんにちは(o^-^o)
インフルエンザがだいぶ増えてきましたね
今年は大人の方からかかるケースが多いようです。
とは言っても 小中学校では学級閉鎖が出てきたり・・・
うがい手洗いマスクを徹底し、口腔ケアも念入りに
毎日寒いですが換気と加湿も忘れずに・・・
がんばって乗り切りましょう
この時期、水道から出る水が冷たいですよね
歯を磨いて口をゆすぐ時、帰宅してうがいをする時、水が冷たくて歯がしみるっということはありませんか?
それは『知覚過敏』のせいかもしれません。
CMなどで聞いたことがあるという方もいるのでは・・・?
先日もテレビの情報番組で取り上げられていました。
“しみる=虫歯”と思われる方も多いと思いますが、虫歯でなくてもしみることはあります。
歯の表面のエナメル質が傷つき 削れてしまうことによって、冷たいものや風などの刺激が歯の神経に伝わり歯がしみる・・・これが『知覚過敏』です。
原因としては・・・ ① 間違ったブラッシング
② 歯ぎしり、強い咬み合わせ
③ 酸
などがあげられます。
① 間違ったブラッシング
硬い歯ブラシや力強いブラッシング、また研磨剤を多く含んだ歯磨き粉を使うことによって エナメル質は磨耗されていきます。 磨き癖があると同じ場所が日々の積み重ねによって削られ しみてしまうのです。
② 歯ぎしり・強い咬み合わせ
必要以上に歯がこすり合ったり、過大な力が加わったりするとエナメル質を傷つけてしまいます。
③ 酸
エナメル質は人体の中で最も硬い組織と言われていますが、“酸にはとても弱い”という性質があります。わたしたちが日頃から口にしている飲食物には酸が入っているものが多く、じわじわとエナメル質を溶かしてしまっているのです。このことを『酸蝕歯(さんしょくし)』と言います。
エナメル質が溶け始めるphは5.5と言われています。
(5.5より小さい数字ほど酸性度が高くなります)
・炭酸飲料 ph2.2~3.4
・柑橘類 ph2.1~3.1
・野菜ジュース ph3.9
・ビール ph4.3
・ワイン ph3.3
・栄養ドリンク ph2.5
どれも日頃 口にするものですよね・・
ちなみにお茶・コーヒー・牛乳・ミネラルウォーターなどはph6.0~7.0です
酸性のものを口にすると 口の中も酸性になります。その状態が長時間続くと エナメル質は溶かされてしまいますが、唾液には酸を中和する力があるので口の中を中性に戻してくれます。
だからといって酸性のものばかり摂取していると 口の中はいつまでたっても酸性のままなので摂り過ぎには注意です
これらが原因となって引き起こされる知覚過敏の対処法は・・・
しみ止めのお薬を塗ったり、エナメル質が多く削れてしまっている場合は樹脂を詰めたりします。 またブラッシング指導や、ナイトガード(マウスピース)が必要な場合もあります。
最近は しみなくなる成分が配合されている歯磨き粉もよくみかけます。
一人一人に合った対処法がありますので 気になる方は 大和市 桜ヶ丘駅前 大川原歯科医院 まで ぜひご相談ください
今回のブログの内容は 歯科衛生士 小西からでした。
~大和市 桜ヶ丘駅 の歯科医院なら 大川原歯科医へ HPはこちらです~
« ブラックボード『歯間ブラシ使ってみませんか』 | トップページ | こどもスタンプ会員募集! »
「なるほど☆お歯なし」カテゴリの記事
- 食べ物が挟まって困っていませんか?(2021.01.23)
- 歯科のレントゲンについて(2020.09.25)
- マウスピースの活用法 ~矯正編~(2019.11.22)
- マウスピースを活用しませんか?(2019.09.25)
- スポーツドリンクで歯が溶ける!?(2019.07.26)
コメント