“噛む”ことは健康につながる
こんにちは(o^-^o)
日に日に寒くなり、空気も乾燥してきているので そろそろ加湿器の出番ですね。
大和市桜ヶ丘駅前 大川原歯科医院 でも毎年数台の加湿器で乾燥対策を心掛けています。
お肌も乾燥してくるので しっかり保湿しましょう
風邪予防のために手洗い・うがいも忘れずに
みなさん、近年の日本人の平均寿命はご存じですか?
2年前の厚生労働省の発表では 女性が86.39歳で26年連続世界1位!
男性は79.64歳で世界4位 と素晴らしい結果でした。
しかしこの誇りある結果は年々危うくなっています。
健康には、食事・運動・禁煙が基本ですが なかでも誰もが必ずする重要なことは『食事(食べること)』ですよね。
食べる=噛む が当たり前だったのですが、最近は 噛まずに栄養補給できるとうたっているゼリー状のものや 野菜ジュースやスムージーなど手軽に栄養補給できるものが色々市販されています。
もちろんこれらを批判するわけではありません。 仕事が忙しくどうしても食事ができない時や、体調が悪く食事ができない時などは 本当に助かるものです。
ただ、この手軽さ(噛まずに食事をすること)が習慣化してしまうのは危険です!
そもそも“噛む”ことは、脳に色々な運動を伝達する重要な役割を果たしています。
噛まなくなると、途端に体力が落ちて活動範囲が狭まったり、認知症が進んだり、寿命が短くなったりしてしまいます。
歯科の方では、顎の発達がしにくく口を大きく開けられない、歯並びが悪くなる、虫歯や歯周病になりやすくなったりします。
歯周病などで歯を失い 噛み合わせが悪いままにしておくと 認知機能や記憶力の低下が進む可能性があります。ある歯科大学の実験では、噛み合わせを修復すると 低下した機能が回復することが判明しています。
そこで よく噛んで食べるためのポイントをご紹介します。
① 一口 30回噛んで食べる
② 右で10回 左で10回 両方で10回 噛んで食べる
③ 飲み込もうと思ったら あと10回噛む
④ 食べ物の形がなくなるまで よく噛む
⑤ 口の中の食べ物を飲み込んだら 次のものを口に入れる
⑥ 口に食べ物が入ってる間は 水分を摂らない
⑦ 一口食べたら 箸を置く
ひとつひとつは難しいことではないですが、全てを行うのは大変かも・・・
なので できそうなことから試してみてください。
食事の時、“噛む”ことを意識するだけでもだいぶ違うと思います。
軟らかい食べ物ばかりでなく 噛み応えのある食べ物を一品添えたり、カレーなどでも具を少し大きめにしたりとか・・・
早食いの人ほど肥満傾向にあることが数々の調査で明らかになっています。
よく噛んで食べると満腹中枢が刺激され 食べ過ぎる前に満腹感が得られます。
つまり・・・ダイエットにも効果が
肥満を予防して生活習慣病の予防にもつなげましょう
今回のブログ内容は 当院歯科衛生士 太田からでした。
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