2020年2月12日 (水)

ブラックボード『“受験シーズン”だらだら食べに要注意!』

こんにちは(o^-^o)

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2月といえば受験シーズンですね。
受験生やそばで支えるご家族の皆さま、お疲れ様です。

毎日のように夜遅くまで勉強していると、つい夜食や間食をとる機会が増えてしまいますよね。

時には歯みがきをしないで寝てしまう。なんて事もあると思います...。


不規則な生活や食生活の乱れ、ストレスによる唾液量の低下など、
受験生のお口の中はむし歯のリスクがいっぱいです。


そして、とくにやってしまいがちな ”だらだら食べ” は要注意です。
それではなぜ、”だらだら食べ”  が むし歯になりやすい環境を作ってしまうのでしょうか。


むし歯は、原因となる細菌(ミュータンス菌)が飲食物の糖分をえさにして酸を出し、歯を溶かしてしまうところから始まります。

通常は唾液の作用で酸性に傾いたお口の中を中性に戻し、溶けかかった歯が修復されます。
しかし下の図のように、だらだらと頻繁に飲食物を摂ってしまうと、お口の中が酸性に傾いたままになる為、歯が溶け続け、やがてむし歯になってしまいます。

酸性度の高い炭酸飲料や糖分を含む飲食物は間隔をあけて摂り、ちょこちょこ飲むものはお水やお茶などが望ましいでしょう。

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夜食や間食は、一息ついてほっとしたり、眠気覚ましや気分転換には必要ですよね。
そこで受験生におススメなのが、むし歯予防にも効果がある ”キシリトールガム” です。
キシリトールガムなら長い時間をかけて噛むことができて、そのまま寝てしまってもむし歯の原因になりません。

”よく噛むこと ” は脳を活性化させ学習効果のアップに繋がります。 また、唾液の分泌を促したりリラックス効果もあるので、お口や身体の健康にも役立ちます。
ただし、キシリトールガムは食べ過ぎるとお腹がゆるくなることもあるので、1日に5~7個位までにしてくださいね。



受験が終わって落ち着いたら、ぜひ検診とクリーニングにいらしてみてはいかがですか?
むし歯になりかけていたり、歯石やプラークが溜まっているかもしれません。
お口の中をきれいにリフレッシュして、新生活をスタートさせましょう✨






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2020年1月16日 (木)

”歯周病のセルフチェック”の落とし穴

こんにちは(o^-^o)

2020年がスタートしましたね。
本年も皆さまにとってより良い一年になりますようお祈り申し上げます。


さて、テレビや雑誌などで ”歯周病のセルフチェック” をご覧になったことはありますか?


□ 歯肉が赤く腫れている。
□ ブラッシング時に出血する。
□ 口臭が気になる。
□ 朝起きたとき、口の中がネバネバする。
□ 歯肉がむずがゆい、痛い。
□ 硬いものが咬みにくい。
□ 歯が長くなった気がする。
□ 歯がグラグラする。


上記の項目に当てはまる数が多いほど歯周病が悪化していると考えられますが、当てはまらないからといって安心してはいけません。

実はこの ”歯周病のセルフチェック” には大きな落とし穴があるのです。


歯周病は、細菌が歯周ポケット(歯と歯肉の溝)に溜まり、炎症が起きるところから始まります。
そのまま放置すると歯周ポケットは深くなり、やがて歯を支えている骨が溶けてしまいます。
支える骨が少なくなった歯は、グラグラし始め、最終的には抜けてしまいます。

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ブラッシング時の出血は、炎症が起きている歯肉の歯周ポケットに歯ブラシの毛先が触れた時に起こります。
歯周病がだいぶ進行し炎症が強くなると、出血しやすくなるはずですが、おおざっぱに磨いていて歯ブラシが歯周ポケット内に届いていない場合は出血は起こりません。
”ブラッシング時に出血しない=健康” な訳ではありませんので注意が必要です。

また、喫煙すると血液の流れが悪くなるため、喫煙者は歯肉が赤く腫れる、歯肉から出血する。などの症状が出にくくなります。
タバコの臭いで口臭に気付かないかもしれません。


このように、歯周病が進行していてもセルフチェックに当てはまらないこともあり、また1つであっても当てはまれば歯周病がだいぶ進行している可能性が高いです。 

歯周病は自覚症状が出にくいため、自己判断をせず、定期的に歯科医院で検査を受けることをお勧めします。


歯周病が進行してしまった場合、歯周ポケット内の細菌や歯石を取り除くことで炎症は改善されますが、失われた骨や組織を元に戻すことは難しいため、できるだけ早く発見し進行を止めることが大切です。
歯周病の治療も予防も、”
丁寧な歯ブラシと定期的な歯科医院でのクリーニング” が必須です‼

いつまでも元気で美味しくお食事が食べれるよう、お口の中を清潔にしていきましょうね✨






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2019年12月20日 (金)

本年もありがとうございました。

こんにちは(o^-^o)

大和市 桜ヶ丘駅前 大川原歯科医院
12月29日(日)~1月3日(金) まで
冬期休診 とさせていただきます。
1月4日(土)より通常通り診療いたします。


休診期間中に急なお痛みなどでお困りの場合は、
大和休日歯科診療所 046-263-4107
綾瀬休日歯科診療所 0467-79-1818

までお問い合わせをお願いいたします。


本年も沢山の方にご来院いただき感謝しております。

またブログもご覧いただきましてどうもありがとうございました

時節柄ご自愛のうえ、良いお年を迎えられますようお祈りいたしております。



        大川原歯科医院 スタッフ一同




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2019年12月17日 (火)

ブラックボード『歯磨きでインフルエンザ予防』

こんにちは(o^-^o)
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今回のブラックボードは、『歯磨きでインフルエンザ予防』 というお話です。


今シーズンは例年にない早さでインフルエンザが流行しています。
1999年の総計開始以降、「新型インフルエンザ」 が世界的に大流行となった2009年に続く2番目の早さだそうです。

このまま推移した場合、流行のピークが年末年始になる可能性があるそうです。
せっかくのお正月に辛い思いをしないよう、しっかりと予防をしていきたいですね。


先日「世界一受けたい授業」というTV番組で、インフルエンザワクチン研究の第一人者である長谷川秀樹先生が ”インフルエンザ対策に歯みがきが効果的である” というお話をしていました。


インフルエンザは、ウイルスが喉の気道の粘膜にはりつき、そこで増殖を繰り返し発症します。
気道の粘膜はもともとタンパク質のバリアで守られていますが、プラーク(=細菌の塊)によって発生されるプロテアーゼという酵素によって、そのタンパク質のバリアが破壊され、ウイルスが粘膜から体内に侵入しやすくなってしまいます。
つまり、お口の中にプラークがたくさん溜まっているとインフルエンザにかかりやすくなってしまうのです。

歯や歯周ポケット(歯と歯肉の溝)に溜まったプラークは、うがいでは取れないため歯磨きできちんと取り除くことが重要です。


 <歯磨きのポイント>
①寝る前の歯磨きは念入りに!
寝ている間は唾液が減って細菌が繁殖しやすくなります。歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシを使用して細かい部分の汚れまできちんと取りましょう。

②朝起きたら歯磨きをしましょう!
寝ている間に繁殖した細菌が口腔内に多く生息しています。うがいや歯磨きをしないまま飲食をすると体内にウイルスや細菌を取り込むことになってしまいます。

③舌の上も忘れずに...
細菌は舌の上にも多く生息しています。舌の粘膜を強くこすると傷ついてしまうため、舌の奥から手前へ数回優しく歯ブラシを動かし舌の汚れを取りましょう。

④歯ブラシは定期的に交換を!
毛先が開いた歯ブラシでは効果的にプラークを落とせなくなります。また使用するうちに歯ブラシ自体にも細菌が繁殖します。口腔内を清潔に保つためにも3週間を目安に毛先が開いたら交換しましょう。


また、しばらく歯科医院に行っていない方は歯磨きだけでは取り除けない汚れが蓄積されていることも考えられます。
歯石や歯周ポケット内のプラークなどは定期的に歯科医院でクリーニングしてもらうことをお勧めします。


お口の中を清潔にすることは、むし歯や歯周病を防ぐだけでなく身体の健康を守るためにもとても大切なのですね。
歯磨き・手洗い・こまめな水分補給でインフルエンザを予防しましょうね❗



 

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2019年11月22日 (金)

マウスピースの活用法 ~矯正編~

こんにちは(o^-^o)

今年は平成から令和に変わる歴史的な年でしたが、皆さんはどんな1年になりましたか?

2019年も残り1か月余りです。年末に向けてお忙しいと思いますが、体調管理に気をつけて元気にお過ごしくださいね。


さて、前回のブログでは、スポーツや食いしばりなどの外傷から歯を守るマウスピースの効果についてお話をしました。
       → 『マウスピースを活用しませんか?』 

今回はマウスピースを使って歯並びをきれいにする”マウスピース矯正”についてお話をさせていただきます。



”歯列矯正”と聞くと、多くの方は1本1本の歯に金属の装置とワイヤーが付いている姿が目に浮かぶと思います。

大人になってから歯並びを治したいと思っても、高額な費用をかけ長期間目立つ装置を付けるとなると、つい諦めてしまいがちです。

そんな患者さんのニーズに応え、最近では、マウスピースを使って歯を少しずつ動かし、歯並びをきれいに整える”マウスピース矯正”を行う歯科医院が増えてきました。

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当院で取り扱っているマウスピース矯正 『Smile TRU (
マイルトゥルー) 』 は、患者さんの歯型模型を3Dデータにし、米国の専門チームが独自のソフトウェアを使用して歯を正しくきれいな位置にデザインし、理想的な歯並びになるまで2週間ごとにマウスピースを交換しながら歯を移動させる矯正法です。
治療を始める前に、最終的な歯並び予測を3D画面上で確認出来るため、目標となる歯並びに納得してから治療をスタートさせることができます。
   ”Smile TRU スマイルトゥルー” についてはこちら→ 『Smile TRU 公式ホームページ』  


マウスピース矯正のメリット
・目立たないため、矯正をしていることを気付かれにくい。
・違和感、痛みが少ない。
・取り外せるため、お食事や歯磨きに支障がない。
・金属アレルギーの心配がない。
・来院期間、来院回数が少なく、比較的費用がリーズナブルである。 


このように、メリットが多く、従来の矯正法より簡単に始めることが出来ますが、複雑な歯並びへの対応は難しく、歯の移動が少ない方が対象です。
※Smile TRU Japanでは、現在 前歯部のみの移動で治療可能なケース(Level 1)、小臼歯まで の移動が必要なケース(Level 2) のみの治療を行っております。

また、一日20時間以上しっかり装着しないと効果が出にくく、理想的な歯並びになってもその後歯が後戻りしないよう、マウスピースを継続して入れておく必要があります。



歯並びがきれいになると、見た目の印象がより良くなるだけではなく、清掃性がよくなり、むし歯や歯周病にかかりにくくなります。
また、咬み合わせが良くなりしっかり噛めるようになると、脳や口の周りの筋肉が活性化され、さらには全身の免疫力の向上に繋がりますよ❗




歯並びにお悩みの方やマウスピース矯正に興味のある方は、ぜひお気軽に当院スタッフまでご相談くださいね✨





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2019年10月25日 (金)

ブラックボード『糖尿病と歯周病の関係性③』

こんにちは(o^-^o)

最近はぐっと気温が下がり、秋の深まりを感じますね。
季節の変化に身体が慣れるまで、体調を崩さないよう気をつけてお過ごしくださいね。
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さて、前回までのブラックボードで、糖尿病と歯周病の密接な関係性についてお話させていただきました。


  詳しくはこちら ↓ ↓ ↓

”なぜ糖尿病にかかると歯周病になりやすいのか” (糖尿病と歯周病の関係性①)  

”歯周病が糖尿病を悪化させてしまう理由” (糖尿病と歯周病の関係性②)
 



糖尿病と歯周病は、放置してしまうと悪影響を及ぼし合い、重篤化させてしまいます。

しかしそれぞれ適切な治療を行えば、お互いの症状を軽減させることにつながります。  


”歯周病治療により糖尿病が改善された” という例も、多くの臨床研究で報告されているのですよ!


全ての糖尿病に当てはまるわけではありませんが、歯周病治療で歯肉の炎症が改善されると
①炎症物質(TNF-a、CRP等)の産生量が低下し、②インスリンの働きが良くなり、③血糖値のコントロール機能が改善され、④糖尿病の状態が好転します。




下の図は、糖尿病の方が歯周治療を行った場合のHbA1c値の変化を表したものです。
歯周病治療を3か月継続することにより血糖値の改善が認められています。

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※HbA1c値とは・・・赤血球中に糖化ヘモグロビンがどのくらいの割合で存在しているかをパーセント(%)で表したものです。



歯周病の治療とは、
①患者さん自身のブラッシングでプラークコントロールをきちんと行うこと
②歯科医院で炎症の原因となっている歯石やプラーク(細菌の塊)を取り除くこと
が、基本となります。

その後、歯肉を良好な状態に保つために、定期的なクリーニング(メインテナンス)を行っていきます。



メインテナンスは、患者さんの清掃状態や歯周病の進行具合
によって、1か月~4か月位の間隔で行います。
それ以上経つと、歯と歯肉の溝(歯周ポケット)に溜まったプラークや歯石によって歯肉が炎症を起こし、歯周病が進行しやすくなります。


また、磨いているつもりでもお口の中全体をきれいに磨くのはとても難しいものです。
歯科医院で定期的に正しいブラッシング方法や
歯間ブラシ・デンタルフロスなどの使い方のアドバイスを受けてくださいね。



糖尿病のみならず、お口の健康は全身の健康にもつながります。
ぜひ、正しいブラッシングとメインテナンスを習慣にしていきましょう✨




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2019年9月25日 (水)

マウスピースを活用しませんか?

こんにちは(o^-^o)

いま日本では、ラグビーとバレーボールのワールドカップが行われていますね。

とくにラグビーワールドカップはアジア初の自国開催ということもあり、大きな盛り上がりを見せています。
今まではラグビーにあまり興味がなかったけれど、これを機に観戦してみようかな。と思う方も多いのではないでしょうか。


試合をご覧になった方は、選手達がマウスピースを入れていることにお気付きになりましたか?


ラグビーやアメリカンフットボール、格闘技系など、激しく人とぶつかるようなコンタクトスポーツでは、マウスピースの装着が義務化または推奨されています。


マウスピースは、”強打による衝撃” や ”強い力で咬みしめる負荷” から歯やあごを守り、舌や唇、お口の中の粘膜のケガを予防する役目を果たします。
また、脳しんとうの発生率や重篤度を低減させることも報告されています。



マウスピースは、スポーツ用品店などでも販売されていますが、既製品はご自身の口にぴったり合っていない為外れやすく、オーダーメイドのマウスピースに比べ お口の保護能力は約10分の1 だそうです。
また、咬み合わせを考慮していないマウスピースは、あごの関節を悪くしたり、プレーに集中できない場合があります。


オーダーメイドのマウスピースは主に歯科医院で作ることができ、ほとんどの場合、歯型を取って次には完成です。



最近では、マウスピースを噛みしめることで強い瞬発力を生みだし集中力を高められるとのことから、ゴルフや野球など様々なスポーツで活用されているそうですよ!



スポーツに限らず就寝時や日中の力仕事、細かい作業などでくいしばり、歯が擦り減ったり、あごにダメージを与えてしまう場合は、マウスピースを装着することをお勧めしています。


自覚症状がなくても、お口の中の状態で歯ぎしりやくいしばりをしているか診断することもできますので、気になる方はお気軽にご相談くださいね。




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2019年8月26日 (月)

ブラックボード『糖尿病と歯周病の関係性②』

こんにちは(o^-^o)

もうすぐ9月ですね。

朝晩はだいぶ過ごしやすくなりましたが、まだまだ日中は暑い日が続きそうです。

夏の疲れで体調を崩さないようお気を付けくださいね。

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さて、近年歯周病が全身のさまざまな病気と深い関わりがあることが分かり、歯周病のケアの大切さが広く知られるようになってきました。


特に糖尿病と歯周病は深い関わりがあり、前回のブラックボード 『糖尿病と歯周病の関連性①』  では、糖尿病の人はなぜ歯周病になりやすいのか。というお話をしました。

  
そこで今回は、歯周病が糖尿病を悪化させてしまう理由 についてお話をさせていただきます。
 


まず歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる "炎症性" の病気です。

歯と歯肉の境目 (歯肉溝) のブラッシングが不十分だと、そこに多くの細菌が溜まります。

そして細菌の塊 (=プラーク) が歯肉溝に溜まったままになると、歯肉が"炎症" を起こし、やがては歯を支えている骨を溶かしてしまいます。




歯周病を治療せずに放置しておくと、歯周病原菌の毒素(LPS)や炎症物質(TNF-a、CRP 等)が増加します。

それらが歯肉の中にある血管を通して全身に回ると、血液中の糖の濃度を下げるホルモンであるインスリンの働きを妨げ、血糖値のコントロール機能が低下し、糖尿病を悪化させてしまうのです。


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2016年の国民健康・栄養調査によると、糖尿病患者数は1,000万人を超え、予備軍を含めると約2,000万人。
成人の4~5人に1人は糖尿病ないし予備軍だそうです。

また、35歳を過ぎると8割以上の人が歯周病にかかっているといわれています。

他人事とは思えない数字ですね。



上の図のように、糖尿病と歯周病は悪影響を及ぼし合ってしまいます。
しかし裏を返せば、糖尿病と歯周病のケアをきちんと行えばお互いの症状を軽減させることにつながります。



糖尿病も歯周病も、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。
歯周病は、歯周ポケットの深さと出血の有無を測る検査とレントゲンで診断することが出来ますので、 今痛みや歯肉の腫れがなくても、この機会に歯科医院で歯周病の検査を受けてみてはいかがですか?


当院でも検診のご予約を受け付けておりますので、いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。







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2019年7月26日 (金)

スポーツドリンクで歯が溶ける!?

こんにちは(o^-^o)

そろそろ関東も梅雨明けしますね。
本格的な夏を迎え、ますます暑くなると、やはり心配なのは熱中症です。


熱中症対策にスポーツドリンクを飲む方も多いと思いますが、飲み方に注意をしないと 『歯が溶ける原因 』 になってしまうことをご存知ですか?


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スポーツドリンク500mlには、およそ角砂糖9個分の砂糖が含まれています。

コーラの約2/3も砂糖が入っている思うと、その量の多さにびっくりしてしまいますよね。
  




砂糖を摂取すると、お口の中のプラーク(=細菌の塊)が酸を産出し、その酸によって歯が溶けてしまいます。(脱灰)
通常、歯が脱灰しても、唾液の作用で歯を修復(再石灰化)してくれますが、砂糖を摂り続けてしまうと修復作業が間に合わずむし歯になってしまいます。



また、飲食物にはそれぞれ pH値 (酸性・アルカリ性の程度) というものがあります。
pH値が低いほど酸性度が高く、エナメル質はpH値5.5以下、エナメル質より軟らかい歯根面(象牙質)ではpH値が6.0を下回ると歯が溶け始めます。

 
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この図は飲み物のpH値を表したものですが、スポーツドリンクのpH値はおよそ3.5です。

シュガーレスのスポーツドリンクだとしても、酸性度が高いので『酸蝕歯(さんしょくし)』 という症状により歯が溶けてしまう可能性があります。

酸蝕歯について、詳しくはこちら↓
『むし歯ではないのに歯が溶ける!? 『酸蝕歯』に要注意!』  




これらの事から、スポーツドリンクを水代わりにたくさん飲むのは危険です。
乳歯や生えたての永久歯はさらに溶けやすいので、お子さまが飲む場合は特に注意してください。

お口に含んでいる時間が長くならないようにし、飲んだ後はお水を飲んだり口をゆすぐのが理想的でしょう。



大量に汗をかいた時の水分補給は、スポーツドリンクよりナトリウムが多く含まれている経口補水液の方が適しています。
経口補水液は以前に比べて買える場所が増えましたが、ご自宅で簡単に手作りすることも出来ます。


<経口補水液の作り方>
・水 1L(沸騰させて殺菌した湯冷まし)
・塩 3g(小さじ1/2)
・砂糖orブドウ糖  40g(大さじ4と1/2)
・レモン汁 少々


砂糖の代わりに 『ブドウ糖』 を使うと、砂糖(ショ糖)よりエネルギーの吸収率がよく、甘さ控えめでむし歯にもなりにくいのでおすすめです。
ブドウ糖は、ドラックストアやインターネットで購入することが出来ます。 
ただし、ブドウ糖も血糖値を上げたり、むし歯の原因になりますので摂り過ぎには気をつけましょう。

レモン汁の酸性度が気になる方は、ほんの少し(0.5gほど)重曹を混ぜると酸性度が低くなるそうですよ!



もちろん市販のスポーツドリンクがダメなわけではありません。
上手に活用しながら、これからの暑い夏を元気に乗り切ってくださいね。




         
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2019年6月17日 (月)

ブラックボード『 糖尿病と歯周病の関係性① 』

こんにちは(o^-^o)


梅雨を迎えて雨で肌寒い日もあれば、夏のような暑さを感じる日もありますね。
寒暖差が激しく体調を崩しやすい時ですので、皆さま気をつけてお過ごしくださいね。

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さて、今回のブラックボードは、

『糖尿病と歯周病の関連性①』 というお話です。


糖尿病と歯周病は一見全く異なる病気ですが、実は深い関わりがあることをご存知ですか?

以前から 糖尿病の人は歯周病になりやすく、歯周病は糖尿病を悪化させる。と言われています。


そこで今回は、なぜ糖尿病にかかると歯周病になりやすいのかを解説いたします。



糖尿病は、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンが不足する、あるいはその作用が不十分なために、ブドウ糖(血糖)がうまくエネルギーに変換されず、血液中に溜まってしまう状態。いわゆる “高血糖” が続く病気です。







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高血糖の状態が続くと、血管内に活性酸素が発生し血管にダメージを与えてしまいます。


そして酸素と栄養が十分に運ばれず免疫力が弱まったり、血管が詰まったり破裂しやすくなることで深刻な合併症を引き起こすことがあります。


毛細血管が集まる歯肉もその影響を受けやすいため、
歯周病は、“糖尿病の6番目の合併症" とも言われています。


  


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糖尿病にかかると、


・お口の中が乾燥するため、唾液による抗菌・洗浄効果が低下する。

・唾液の糖分濃度が高くなることで、糖を好む歯周病原細菌が繁殖しやすくなる。

・免疫細胞である白血球の機能低下により、細菌に対する抵抗力が弱くなる。

・血管がもろくなるため、歯肉の修復力が低下する。



などの理由から、糖尿病の人は、そうでない人と比べて 『2~3倍も歯周病になりやすい』 というデータが出ています。


歯を失う原因の第1位である歯周病は、食事が食べにくくなるだけでなく、体の健康や快適な生活を脅かすとても怖い病気です。

                                                              


糖尿病は一度かかると完全に治すことは難しい病気なのですが、初期の糖尿病は自覚症状が出にくいため、健康診断などで指摘されてもあまり深刻に考えない方も多いそうです。


糖尿病の約90%以上を占める2型糖尿病は、遺伝的な要素と環境的な要素が重なって発病します。
環境的要素である ストレス、肥満、運動不足、暴飲暴食や喫煙 などは、糖尿病だけでなくその他の生活習慣病の原因にもなりますので、日頃から規則正しい生活習慣を心がけたいですね。



次回のブラックボードでは、歯周病が糖尿病を悪化させてしまう理由について詳しくお話しさせていただきます。




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